事例紹介:「小学校の体育館(横浜市)」のスレート板除去
現場は横浜市の旭区の小学校にある体育館です。

この体育館では屋根と外壁に、アスベストを含有したスレート板が張られていました。

スレート板はセメントで固形化されていて、そのままではアスベスト粉じんはほとんど飛散しません。
しかし機械等で粉々にすると粉じん飛散が生じてしまうため、除去作業においては、できるだけ破砕しないように手ばらしで一枚一枚丁寧にはがしてゆきます。
作業員がスレート板のビスや釘を一本づつ引き抜き、板を定尺のまま(もとのサイズのまま)取り外すのですから手間もかかりますし、根気のいる作業です。

このようにアスベストの飛散する可能性が低い作業は【レベル3】と呼ばれ、アスベスト除去工事としては最も軽度な作業となります。
【レベル3】の作業には今回の石綿スレートの他に、よくある工事として、床のビニルタイル(Pタイル)や室内天井板などの撤去があります。
被飛散型といえど万一に備え、常に大気中のアスベスト粉じん濃度を測定します。
念には念を、測定は屋内、屋外を問わず、何箇所もサンプリングします。
また、測定は資格を持った測定士によって厳密に行われます。

十分湿潤化され剥がされたスレート板はアスベスト専用回収袋に二重梱包され、特別産業廃棄物として搬出されます。
もちろん運搬業者も専門業者でなければいけません。

アスベスト含有のスレート板を慎重に撤去された後の体育館。
この後、安全な建材であらたに仕上げてゆく工事が始まります。
いかがですか?
レベル3といえど、単純に剥がせばよい、というような安直な考えでは大変なことになってしまうのです。
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